エタノールは『手指の消毒』『器具の消毒』『未硬化ジェルの拭き取り(※)』とネイルをする時の私の必須アイテムです。(※) 最後の未硬化ジェルはジェルクリーナーを使った方が艶が良いです。
エタノールの種類
- 無水エタノール
- 消毒用エタノール
- 消毒用エタノール IP(アルファベット表記は複数ある。イソプロパノールを含有したもの)
エタノールといっても上の3種類あって、いつも薬局で『どれにしますか??』と聞かれるのですが、違いが良く判らなかったので少し調べてみました。
値段の違いは酒税だった
似たような名前なのに、価格は大きな差があります。楽天市場内のケンコーコムの価格を例に出すと・・・
無水エタノール | 消毒用エタノール | 消毒用エタノール液 IP(P) |
全然違います。『ん??』って一瞬考えちゃう値段の差です。
- 無水エタノール・消毒用エタノールは、酒税がかかる
- 消毒用エタノールIPは、イソプロパノール含有なので酒税がかからない
酒税によってこれだけ大きな価格差が生まれているようです。酒税って高いのね(驚) イソプロパノールを含有しているのは酒税対策のようです。
価格の違いは酒税と判ってスッキリ。
無水エタノール(原液)は消毒効果が弱い
無水エタノールは濃度約100%、消毒用エタノールは濃度80%前後です。濃度の差だけかと思いきや、無水エタノールは原液(濃度約100%)のままでは消毒効果が弱いとのコト(驚) (消毒用エタノールと同じ濃度まで、精製水で薄めれば消毒効果が出る)
『手指の消毒』『器具の消毒』をすることを考えると、無水エタノールを買った場合には薄めなくてはいけません。『消毒用』と『拭き取り用』で別けて使ったり、薄めなくてはいけないと考えると一気に買う気が遠のきました(笑)
ズボラーな私は、出来るならば1つで済ませたい。
消毒用エタノールとIP含有との違い
酒税対策で『消毒用エタノール』に少量のイソプロパノールを含ませたのが『消毒用エタノールIP』なので、用途も消毒効果も変わらない。
では価格が安い消毒用エタノールIPを買ったら良いのですが、エタノールに比べてIPを含むことによって若干毒性が高くなるとのコト。
毒性と聞くと不安になったのですが、"ジェルクリーナー"や"ノンアセトンリムーバー"の成分をみるとイソプロパノールが入っているものが多いです。実は気が付いていないだけで、普段からバンバン使っているみたい(笑)
用途欄にも『手指の消毒』と書いてあるし、酒税対策として、数%添加されているだけのイソプロパノールにそんなに神経質になる必要もないのかな?と思いました。ここら辺は自己判断かな?!と思う。
まとめ
無水エタノール | 消毒用エタノール | 消毒用エタノール液 IP(P) | |
無水エタノール | 消毒用エタノール | 消毒用エタノールIP | |
エタノール | 約100% 99.5v/v%以上 | 80%前後 76.9~81.4v/v% | 消毒用エタノールに イソプロパノールを少量含む |
消毒効果 | なし(80%まで 薄めればOK) | あり | あり |
用途 | 洗浄 | 手指・皮膚の消毒、 医療用具の消毒 | 手指・皮膚の消毒、 医療用具の消毒 |
価格 | 高(酒税課税) | 中(酒税課税) | 安(酒税非課税) |
注意 | 原液のままでは 消毒効果が弱い | 消毒用エタノールより 毒性が若干強い |
アンケート
アンケート結果をまとめました。
-
ジェルネイルの必須アイテム”エタノール”は何を使ってる?アンケートまとめ
みんなが使っているエタノールはどれ?アンケート結果(グラフ) 手指の消毒、器具の消毒、未硬化ジェルのふき取 ...
続きを見る