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ジェルネイルに使うエタノールはどれが良いのか?その違いとは?


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エタノールは『手指の消毒』『器具の消毒』『未硬化ジェルの拭き取り(※)とネイルをする時の私の必須アイテムです。(※) 最後の未硬化ジェルはジェルクリーナーを使った方が艶が良いです。

エタノールの種類

  • 無水エタノール
  • 消毒用エタノール
  • 消毒用エタノール IP(アルファベット表記は複数ある。イソプロパノールを含有したもの)

エタノールといっても上の3種類あって、いつも薬局で『どれにしますか??』と聞かれるのですが、違いが良く判らなかったので少し調べてみました。

値段の違いは酒税だった

似たような名前なのに、価格は大きな差があります。楽天市場内のケンコーコムの価格を例に出すと・・・

無水エタノールP 500ml

無水エタノール
価格:1,405円(税込)

消毒用エタノール(消毒用アルコール)(P) 500ml/ケンエー 消毒用エタノール/殺菌・消毒(医薬品)/...

消毒用エタノール
価格:879円(税込)

消毒用エタノール液 IP(P) 500ml

消毒用エタノール液 IP(P)
価格:497円(税込)

全然違います。『ん??』って一瞬考えちゃう値段の差です。

  • 無水エタノール・消毒用エタノールは、酒税がかかる
  • 消毒用エタノールIPは、イソプロパノール含有なので酒税がかからない

酒税によってこれだけ大きな価格差が生まれているようです。酒税って高いのね(驚) イソプロパノールを含有しているのは酒税対策のようです。

価格の違いは酒税と判ってスッキリ。

無水エタノール(原液)は消毒効果が弱い

無水エタノールは濃度約100%、消毒用エタノールは濃度80%前後です。濃度の差だけかと思いきや、無水エタノールは原液(濃度約100%)のままでは消毒効果が弱いとのコト(驚) (消毒用エタノールと同じ濃度まで、精製水で薄めれば消毒効果が出る)

『手指の消毒』『器具の消毒』をすることを考えると、無水エタノールを買った場合には薄めなくてはいけません。『消毒用』と『拭き取り用』で別けて使ったり、薄めなくてはいけないと考えると一気に買う気が遠のきました(笑)

ズボラーな私は、出来るならば1つで済ませたい。

消毒用エタノールとIP含有との違い

酒税対策で『消毒用エタノール』に少量のイソプロパノールを含ませたのが『消毒用エタノールIP』なので、用途も消毒効果も変わらない。

では価格が安い消毒用エタノールIPを買ったら良いのですが、エタノールに比べてIPを含むことによって若干毒性が高くなるとのコト。

毒性と聞くと不安になったのですが、"ジェルクリーナー"や"ノンアセトンリムーバー"の成分をみるとイソプロパノールが入っているものが多いです。実は気が付いていないだけで、普段からバンバン使っているみたい(笑)

用途欄にも『手指の消毒』と書いてあるし、酒税対策として、数%添加されているだけのイソプロパノールにそんなに神経質になる必要もないのかな?と思いました。ここら辺は自己判断かな?!と思う。

まとめ

無水エタノールP 500ml

無水エタノール
価格:1,405円(税込)

消毒用エタノール(消毒用アルコール)(P) 500ml/ケンエー 消毒用エタノール/殺菌・消毒(医薬品)/...

消毒用エタノール
価格:879円(税込)

消毒用エタノール液 IP(P) 500ml

消毒用エタノール液 IP(P)
価格:497円(税込)

無水エタノール消毒用エタノール消毒用エタノールIP
エタノール約100%
99.5v/v%以上
80%前後
76.9~81.4v/v%
消毒用エタノールに
イソプロパノールを少量含む
消毒効果なし(80%まで
薄めればOK)
ありあり
用途洗浄手指・皮膚の消毒、
医療用具の消毒
手指・皮膚の消毒、
医療用具の消毒
価格高(酒税課税)中(酒税課税)安(酒税非課税)
注意原液のままでは
消毒効果が弱い
消毒用エタノールより
毒性が若干強い

アンケート

アンケート結果をまとめました。

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